スピリチュアルの基本は身体の健康です。
ツインレイやスピリチュアルを意識していると、つい現実的なことや物質的なことを疎かにしてしまいがちになるかもしれません。
しかし、いくらこの世界は全てエネルギーでできており心の中を反映した世界であると言っても、私たちは実際に物質的な身体を通して生活しています。
「健全な精神は、健全な肉体に宿る」
このような言葉もあるように、あなたの魂が宿っている身体を健全に保つことではじめて健やかでエネルギッシュな精神が育ちます。身体を大事に健康を保つことは、スピリチュアルを意識する上で大切な基本なのです。
健全な身体を維持するために意識していただきたいことを挙げました。
目次
①毎日7時間程度の睡眠
まず大事なのは睡眠です。
私たちは、社会が発展する中で「より多くを成し遂げることに価値がある」と思わされているような氣がします。より多くの知識、より多くの成功、より多くのお金、より多くの物、より多くの美しさ…挙げればキリがありません。
より多くを求めすぎるとどうなるでしょう。
睡眠時間を必要のないものであり、無駄な時間だと考えるようになります。眠っている間は何も行動できないからです。
以前、本屋で“ショートスリーパーになるための本”を見かけました。パッとタイトルを見ただけですが、まさに「より多く」を求める価値観の反映だなと感じました。
睡眠は決して無駄な時間などではありません。睡眠中は、あなたが日中に消耗したエネルギーを回復し、翌日活動するための生命エネルギーを蓄積する時間です。脳が休まり、身体は効率的に体のエネルギーバランスを整えることができます。エゴが静まり、起きている間に消化できなかった思いなどを抵抗なく処理することができます。
人間は基本的に毎日6~8時間の睡眠を必要としています。もちろん例外もあり、もっと少ない睡眠時間で十分だと感じる人もいます。
日々、自分で十分だと感じるほどの睡眠時間を確保することが大事です。どのぐらいの睡眠時間が必要なのかは完全に個人的なもので、日々の疲れ具合や健康や年齢にもよっても変わります。無理に短時間睡眠にしたり、睡眠時間を削ってまで内観することは、体にとってリスクが大きいでしょう。
②健康的な食事
睡眠と来れば、次は食事です。
身体をつくっているのは、あなたが日々口にする食べ物。食べ物に関する意識が低いと、体の波動が下がり、病気を引き起こしたり精神状態が悪化したりする原因となります。安全で波動の高い食材やバランスのとれた食事を取ることで自然と健康に向かい、精神状態も安定します。
食事に関して私がここでお伝えしたいのは2つ、食品添加物と肉食についてです。
日本の食品添加物の種類は世界第一位
日本で認可されている食品添加物の種類が世界第一位であることをご存じでしょうか。ヨーロッパは数十種類、アメリカは百数十種類なのに対して、日本はなんと約1500種類もの食品添加物が認可されています。
「食品添加物として認可されているんだから安全でしょう?」と思われるかもしれませんが、実はそんなことはありません。発がん性がある、毒性が強い、毒性は弱いが長期間摂取をすると病気を引き起こす、などの疑いがある食品添加物も存在します。
食品を長く保存できる、食材を無駄にしないという面など、食品添加物のメリットもあることは承知しています。しかし体に害を及ぼす疑いのあるものが依然として食品に使われているのも事実です。スーパーやコンビニに売られているからといって、必ずしも安全だというわけではないことは知っておいていただきたいと思います。
どの食品添加物が安全かそうでないかを一つずつ見分けるのは大変なので、私は裏面にある原材料名をみて、食材以外の表記があるものはなるべく避けるようにしています。
氣になった方はぜひ一度本などで調べていただけたらと思います。
実は波動の低い肉食
現代の健康食品ガイドには、肉食は体に必要な栄養素を取り入れるために重要だとされています。ここで書くのは科学で実証されたわけではなく、あくまでもスピリチュアルな面からみたものと私の体験です。
肉食には、動物が屠殺される際の恐怖の波動がのっています。動物は絶命の瞬間には失神させられますが、当然自分がこれから命を落とすことは分かっています。死に対する強い恐怖が肉食にはそのまま残っているのです。
低い波動がのった食べ物を食べると、自分の体の波動も下がります。肉食ばかり食べていると、顔が黒っぽくなり、他者への攻撃性が増します。
私は4年ほど前にファスティング(断食)の指導を受けたことがあり、その際に肉食はなるべくやめたほうがよいとアドバイスを受けました。とは言っても、私も子どもも肉食が好きだったのでやめられず、週2、3回程度の肉食を続けていました。しかし去年ふとアドバイスを思い出し、可能な限り肉食をやめるようになりました。すると確かに身体の波動が上がり、穏やかさが増したような氣がします。そして肉食に対して抵抗感が出るようになり、味に対しても以前ほど美味しさを感じなくなりました。
もちろん体が肉食を必要とする人もいますので、一概にやめた方がいいとは言えません。私も肉食をやめた際、タンパク質不足からかガタっと脂肪が落ちてしまい、不健康にやせ細ってしまった時期がありました。(もし肉食をやめるときはタンパク質の補給を意識してください。)
自分の波動が上がってくると、肉食を必要としなくなっていくようです。以前はやめられなかった肉食を去年ふとやめようと思い立ったのは、魂からの導きだったのだと後から分かりました。
もしこれを読んで心に感じるものがあれば、肉食をやめたり回数を減らしたりするのも良いかもしれません。
③汗をかく運動
睡眠、食事と続きましたら、そう、運動です。ここまでに予想以上に文字数を使ってしまったので、ここはさらっと書きたいと思います(笑)
日常的に体よりも頭を使う機会の方が多いのではないでしょうか。ツインレイ統合の道を歩んでいるなら尚更、つい自分と向き合うことに集中して家や部屋に引きこもりがち…なんてことになっている方もいるかもしれません。
頭にばかりエネルギーが偏ってしまっても逆効果です。自分と向き合うことで大事なのは、頭で考えるよりも、感情を感じること。
運動をすることで、体に溜まった不必要なエネルギーが発散されエネルギー循環が起きるので、ふっと感情が湧いてきたり、何かを思い出したりすることもあります。
散歩や日光浴などもいいですが、汗をかくような運動はとても良いと思います。
④番外編:常識的な言動
常識的な言動は体の健康に関することではありませんが、スピリチュアルな世界を意識している方に大事にしてほしいことです。
スピリチュアルな世界への学びを深めていくうちに、スピリチュアルな世界だけに傾倒して常識的な行動が疎かになってしまう方が時々いらっしゃいます。
たとえば、
- カルマメイトやソウルメイト、占いの結果など、スピリチュアルな概念にとらわれて冷静な判断に欠ける
- お金を支払わない、時間を守らないなど、社会人としてのマナーが守れない
- 人の話を聞かない、一方的にまくし立てる、暴言を吐く、感情的に相手に氣持ちをぶつけるなど、コミュニケーションに支障をきたす
スピリチュアルな世界を意識している方が時に「メンヘラ」などと揶揄されるのは、このように常識的な言動ができない方がいるからです。
誤解していただきたくないのは、波動(霊性)が上がれば上がるほど、人は穏やかになり、相手に配慮した常識的な行動ができます。いくら相手と考え方や行動が違ったとしても、相手を尊重した行動ができるものです。
スピリチュアルな世界だけでもなく、現実世界だけでもなく、大事なのは両方を意識するバランス感覚です。
私も未熟であり完璧ではありませんので出来ない時もありますが、いつも心掛けるようにしています。読んでくださっている皆様にも心に留めていただければと思います。
まとめ
スピリチュアルな世界を意識していると、つい自分の身体のことを二の次に無理をしてしまうことがあります。
しかし物質的な身体は魂が入っている神聖な器であり、体が健康で元氣なときにはじめて健全な精神が育ちます。
スピリチュアルの基本は身体の健康。睡眠・食事・運動という基本を忘れないようにしましょう。