私の経験談<その2>です。
目次
初めてのツインレイとの出会い
勇気を出して申し込んだボイトレ教室。
ドキドキしながら教室に入ると、先生が待っていました。身長が高く、細身で中性的な印象です。年上かと思ったのですが、同い年でした。(失礼。(;'∀')) ボイストレーニングについての説明や、教室に来たきっかけなどを話しました。初めて会うのに話しやすく打ち解けやすい人だなという印象でした。
歌というのは私のコンプレックスでもありましたので、そんな話をしているうちに、彼は私の劣等感や自己否定に気づいたのかもしれません。
彼は「ここでは何を話しても大丈夫。全部受けとめるから」と言って、両腕を横いっぱいに広げたんです。
私は驚いたと同時に涙が溢れそうになって、彼にバレないように必死でこらえました。その時は何も感じる余裕はありませんでしたが、嬉しさというより、自分を受け止めてくれる喜びに身体が反応したような感覚でした。
それから月1、2回ほど、彼のレッスンに通うようになったのです。彼に対しては最初から警戒心がなく、旧友のように接することができました。なんとなくですが、彼もそのように感じていたと思います。毎回のレッスンは楽しく、あっという間に終わりました。
自分の想いに気づく
レッスンを始めて3カ月ほど経ったある日、衝撃的なことに気づきました。
私は彼のことを好きになっている・・・
結婚して7年。夫以外の男性を好きになったことはありませんでしたし、浮気や不倫なども考えたことはありませんでした。彼への恋愛感情だけでも衝撃的でしたが、それに加えて私がさらに驚いたのは、こんな風に自然に誰かを好きになるということが初めてだったからです。
それまでの私にとっての「好き」というのは、
- 優しいから
- 真面目だから
- 連絡をマメにくれるから
- 浮気しないから
- 気が合うから
- 服装が好きだから
- 会話が途切れないから
このようにいろいろな理由を挙げて、「だから私はこの人が好きだ」と頭で決めるものでした。
つい彼のことを考えてしまう
彼と会えるレッスンが待ち遠しい
彼との楽しかった会話を思い出してニヤニヤしてしまう
「いつの間にかそんな自分になっていて、後から自分の好意に気づく」なんてことは過去ありませんでした。だからこそとても戸惑いましたし、同時に夫への罪悪感も急速に湧き上がってきました。
「ツインレイ」という世界観を知る
彼に対する感覚に普通と違うものを感じた私は、本やネットで調べ始めました。
そして『ツインレイ』という言葉にたどり着いたんです。
その後も毎日毎日「ツインレイ」について調べていました。周囲に相談することもできないので、あらゆるサイトの情報が頼りです。
自分と彼に当てはまることもあれば、当てはまらないこともある。彼は私のツインレイなのだろうか。彼と一緒になりたい。いろんな気持ちが錯綜して、泣いたり苦しくなったり、気持ちが激しく上下していました。
彼への告白
そんな日々を2ヶ月ほど送り、私はなんと告白を決意しました。
結局、彼がツインレイかどうかは分からない。でも彼に気持ちを伝えて、もし彼が好意を持ってくれているなら、離婚も含めて先のことを一緒に考えていけばいい。もし彼に全くその気がないなら諦めるしかない。そう考えた上での決断でした。
1カ月後、告白した結果は玉砕。彼から「ダメダメ」とやんわり言われてしまいました…
彼にフラれた私は、これで彼のことを諦められると思いました。これまでの私の恋愛経験上、フラれたらさっぱり諦めがつくと思っていたのです。当時は気づいていませんでしたが、離婚する勇気もなかったのでフラれるために告白したのだと思います。
ところが、そんな思いとは裏腹に彼のことを全く諦められません。好きな気持ちは大きくなる一方でしたが、フラれた以上、私にはどうしようもありません。 彼に会うのが辛くなり、レッスンにも行かなくなりました。
続く。。。