今日は、自己統合を目指すツインレイ女性(男性)がついやってしまいがちなことについて書きました。自分が進んでいる方向性を確認するためにご参考にしていただければ幸いです。
さて、タイトルの「統合するために〇〇を目指すな」には何が入るのでしょうか(^^)
目次
ツインレイにふさわしい自分?
ツインレイともう既に出会っている方、お相手のことをどう思っていますか?
自分にぴったり!と思っているでしょうか。あるいは、自分にはもったいないと思っているでしょうか。
特にお相手が社会的地位の高い方であったり、雑誌やテレビに出るような有名な方だったり、ファンがいるような方だったり。そんなお相手だった場合は、自分なんてと引け目を感じるようなこともあると思います。
相手が自分にはもったいないほど素晴らしく見える。そんなツインレイ女性がついやってしまうことは、
理想の女性になろうとすること。
「憧れの彼にふさわしい女性にならなくちゃ」「誰からも認められる完璧な女性にならないと彼から愛されない」と理想の自分と現実の自分を比べて、違いを必死で埋めようとしてしまうのです。
理想の自分を求めた先に待っているもの
「彼のために理想の女性を目指して努力するのがどうして悪いの?」と思ったあなた。
はい。決して悪くありませんし、素敵なことだと思います。ただツインレイと統合したいと思っているのなら、この考え方では統合に近づけませんよということをお伝えしたいのです。
では考えてみてください。このような努力をしていると、この先どうなると思いますか?
- 男性はモデルのような体型が好きだから、もっとスリムにならなくちゃ
- 料理が上手い女性がモテるのだから、もっと上手にならないと。
- いつもセンス良くオシャレでいないと嫌われる。
- この分野を学んで、認められる人物にならなきゃ。
- 私にも彼に見合う社会的な地位がないとふさわしくない。
・・・
理想の自分と現実の自分を比べたこのようなリストは永遠に続きます。一つ一つ努力で達成したとしても、リストは際限なく増え続けるでしょう。リストを全て達成することは不可能です。
結局、リストを達成できない自分に待っているのは「自己否定」しかありません。
やっていい努力と、やらなくていい努力の違い
もちろん努力の全てを否定しているわけではありません。やっていい努力と、やらなくていい努力があるのです。
では、「やっていい努力」と「やらなくていい努力」の違いは何でしょうか。
ダイエットを例に挙げましょう。
①今より10キロ痩せて、あのお店の素敵な洋服を着たい♡ だからダイエットを頑張る。
②今より10キロ痩せたら、彼に好きになってもらえるかもしれない。だからダイエットを頑張る。
どちらも実際にやることは「10キロ痩せを目標にダイエットに励む」ことですが、①はやっていい努力、②はやらなくていい努力になります。
違いは「結果そのものが自分の喜びであるかどうか」です。
①は、10キロ痩せることが結果であり自分の喜びです。10キロ体重を落とすことによって、今までサイズ的に着られなかった服も着られるようになりますね。スリムになって好きな洋服を着れることが自分の喜びであり、達成できれば人生が一段と楽しくなります。
②は、10キロ痩せることが自分の喜びではありません。彼に好きになってもらえるということが自分の喜びです。この場合、痩せるという結果と「彼に好きになってもらえること」との直接的な因果関係はなく、文末に「~かもしれない」という言葉がくっつきます。
- 10キロ痩せれば、彼から好かれるかもしれない。(けれど、好かれないかもしれない)
- センス良くなれば、自分に自信が持てるかもしれない。(けれど、自信を持てないかもしれない)
- 社会的地位を得れば、○○から認められるかもしれない。(けれど、認められないかもしれない)
得られる結果そのものが目的であり、それ自体が自分の喜びになる。その場合は自分が望むままに努力してください。
しかし、得られる結果そのものが目的ではなく、別の目的や意図がある場合は「やらなくていい努力」かもしれません。
努力をするのは、結果そのものが自分の喜びになることだけで良い。
理想の自分を追い求めてしまう理由
なぜ現実の自分を否定して理想の自分を追い求めてしまうのか。
シンプルにまとめてしまうと、できない自分を否定しているからです。
- 年収〇〇万円達成できない自分
- 思うように仕事ができない自分
- 料理ができない自分
- ダイエットできない自分
- 人前でうまく話せない自分
・・・
○○が苦手、○○が不得意、〇〇ができない。こんな自分はダメだ、できるようにならないと!そんな思いで、理想の自分を追い求め、自己否定を続けてしまうのです。
できないことを否定するのは競争社会の弊害
私たちは子どもの頃から競争社会に生きています。テストで点数を競い、運動能力で優劣を測り、外見や容姿で比較され、スポーツで順位をつける。大人になっても同じです。会社では営業成績や仕事のスキルで比較され、待遇や収入が変わる。
このような社会では、誰かと比較し優劣をつけることが当たり前となり、誰もがどこかで劣等感を抱えています。そしてある分野で運よく秀でた者が、自分より能力が低い者を見下して貶めることもあります。
よく世界を見渡してみてください。
1人で何でもできる人など存在しないのです。完璧な人など存在しないのです。
たとえITの分野に詳しくても、全ての分野に詳しいということはありえません。たとえ車を何台も持っていても、車を一から作ることも、壊れた車を自分で修理することもできません。たとえお金持ちで何でも買える経済力があったとしても、食べ物を全て自分で作ることはできません。
あなたが普段食べている食べ物は誰が生産してくれているのでしょう?あなたが着ている洋服は誰が生産・デザインしてくれているのでしょう?誰がお店に物品を提供して並べてくれるのでしょう?あなたが楽しむ音楽は誰が創っているのでしょう?電車やバスを便利に利用できるのはなぜでしょう?電気や水やガスが不便なく使えるのはなぜでしょう?
数え上げればキリがありません。例外なく、私たちは生活の99%を誰かに頼って生活しています。言い換えれば、生活の99%は「できないこと」だということです。
そんな中で、何かができないことに劣等感を感じる必要がありますか?何かが得意で詳しいからといって、誰かを貶めたり見下すことができますか?
それぞれにできないことや不得意なことがあるのです。できること、得意なことで社会に貢献すればいい。できないことは誰かにお願いすればいい。できないことを責める社会より、できないことを認め合って助け合う社会の方がいいと思うのです。
「できないこと」を否定するのはやめましょう。「できないこと」に劣等感を持つのはやめましょう。
あなたにはできないことがある。あなたにはできることがある。彼にはできることがある。彼にはできないことがある。ただそれだけです。
まとめ
統合するために〇〇を目指すな。
正解は、「統合するために理想の自分を目指すな」でした。
ツインレイと統合するために、できないことや不得意なことをなくそうと努力する必要はありません。そんなことしなくてもあなたは既にとっても魅力的なのですよ~(^^♪
もう既に魅力的な自分に気づいていくことが統合への道なのです。さあ、今日も良き日にしてくださいね♪♪