私の経験談<その1>です。
目次
ワンオペ時代
2016年頃、私はある会社で正社員として働いていました。
イヤイヤ期真っ只中の娘の育児とフルタイムの仕事。夫の帰宅は夜遅かったため、ほとんど1人で家事や子供の世話をこなしていました。さらに通信教材で毎日勉強をしていたので、朝起きてから夜寝るまでスケジュールは一杯。当然ながらストレスは溜まっていく一方でした。
完璧主義の性格で、人に頼ることが苦手だったのです。
そんな私ですら、とうとう体力と精神の限界を感じ、ある日やっとのことで夫に協力をお願いしました。
ところが「帰りが遅いし、何もしてあげられない」と拒絶されてしまったのです。。。
夫にそう言われた私は、「家事や育児」と「仕事」を両立できないのは自分が悪いのだと自分を責めるようになってしまいました。
「母親なんだから」
「世間のお母さんはみんなやってる」
そんな風に我慢して我慢して、辛さや苦しさを心の中に全部溜め込むようになったのです。愚痴も言えない。文句も言えない。どんどん自分の心が分からなくなっていきました。
仮面をかぶったように表情が硬くなり、心から笑うことがなくなりました。
心の内を話すことがなくなり、うわべの話だけするようになりました。
好きなことが分からなくなりました。
やりたいことではなく、やらなくちゃいけないことだけやっていました。
自分がおかしくなっていくことに自分でも気づいていましたが、どうやって元の自分に戻ればいいのか分からなかったのです。
私の転機
精神的にどんどん苦しくなっていく中、夫がリストラに遭いましたΣ(゚Д゚)
普通ならショックを受けるところだと思いますが、私はこの状況が変わるかもしれないと期待しました。夫が転職して早く帰宅するようになってくれれば、育児も家事も手伝ってくれるかもしれない。。。
しかしながら数カ月後、転職が決まった会社は通勤が1時間半もかかる会社。今までと状況は変わりそうにありません。
そこで私は突然プッツンしました(・∀・)笑
期待が落胆に変わって、私の精神状態は底辺まで落ちたのでしょう。
もう無理だ。これ以上我慢したら、本当に精神的な病気になる。
そう思った私は、夫の就職が決まった直後、夫に「仕事辞めます」と伝えました。翌週には会社の方にも退職希望を伝え、翌々月に退職しました。
精神面を癒すことに専念
退職した私は経済面を考慮して、近くにあった夫の実家で二世帯暮らしをすることを決意。そして自分のメンタルを立て直すために、ヒプノセラピーやカウンセリング、コーチング、メイク講座など、思いつく限りのことをやりました。
会社=家=保育園の往復だけの毎日だったのが、それ以外の場所へ出かけるようになったこと。家族・同僚以外とのコミュニケーションが増えたこと。様々な分野のプロの力を借りたこと。
これらのことで少しずつ精神を回復し、1年半ほど経つと、なんとか普通に生活できるようになったのです。
ツインレイとの出会い
そんな頃、なぜかボイストレーニングを習いたいと思い始めました。人前に出ることが極端に苦手な私。人前で歌うなんてあり得ないことだったにも関わらずです。自分の中で一番苦手なことを克服すれば、私は変われると思ったのかもしれません。
今思えば、これが宇宙の導きでした。
ある日見たボイトレ教室のホームページが印象に残り、「行くならここだ!」と思いました。やはり抵抗もあり、なんとか申し込みができたのは半年後のこと。
その教室の先生こそが、私がツインレイだと思った相手でした。
続く。。。