ツインレイとの統合には、自分との統合が必要だと言われます。
ですが、「自分との統合ってどういうこと?」と思うことはありませんか。私も自己統合がよく分からず、長い間悩んでいました。
ちなみに、国語辞書には「統合」の意味としてこのように書かれています。
二つ以上のものを合わせて一つにすること。
デジタル大辞泉
ツインレイにおける自分との統合に当てはめると「自分の内にある光と闇の部分を合わせて一つにすること」になります。
難しいですね。
ということで、今回はツインレイにおける自己統合について分かりやすくお伝えしたいと思います。
目次
自己統合の前に、自己肯定感を高めることを意識する
「自己統合」と似ている言葉に「自己肯定感」があります。
自己統合をするためには、まず自己肯定感を高めることが必要になります。
自己肯定感とは、「自分を肯定する感覚」「ありのままの自分を認める感覚」です。
<自己肯定感が低い人>
- 私は今のままではダメだ
- 私は周囲より劣っている
- 私には何もできないという感覚
<自己肯定感が高い人>
- 私は私のままでいい
- 自分に自信がある
- 私は人生を切り開く力があるという感覚
今の自分に近いと感じたのはどちらでしょうか?
「私は自己肯定感が低いんだ」と感じたとしても落ち込む必要はありません。
ツインレイに出会って統合していく過程というのは、本来の自分に氣づき、自分を愛していく過程でもあります。したがって、ツインレイに出会うまでに、自分を愛せないという真逆の体験をしている必要があったのです。
もし本来の自分を失うことがなかったならば、本来の自分であることの喜びを知ることはできないでしょう。失った苦しみを体験したからこそ、「無条件の愛」という真実の喜びと大切さを知ることができるのです。
まずは「自己肯定感を高めること」を意識しましょう。
誰もがしてしまう「間違った自己肯定感の高め方」
ツインレイと統合するには自己肯定感を高めることが大切です。
しかし、いざ自己肯定感を高めようと行動すると、多くの方が間違った方法で努力してしまうのです。
間違った方法だと、いくら自分と向き合ってもツインレイとの状況が変わらないということにもなってしまいます。
自分が「間違った自己肯定感の高め方」をしていないかどうか確認してみてくださいね。
下記のように悩んでいるAさんを例に挙げて解説します。
- ダイエットできない自分が嫌い
- 資格を持っていない自分は他人より劣っている
- 何かを始めてもすぐにやめてしまう自分が情けない
Aさんが自己肯定感を高めるにはどうしたらいいでしょう。
「ダイエットできないこと」「資格を持っていないこと」「物事が長続きしないこと」に悩んでいるのですから、シンプルに考えると解決策はこうなります。
- ダイエットを成功させる
- 努力して資格を取得する
- 無理にでも何かを長く続ける
これがまさしく「間違った自己肯定感の高め方」です。
なぜ?と思われる方は想像してみてください。仮に、Aさんが努力を重ねて全てを実現したとします。Aさんの自己肯定感は上がるでしょうか。
答えは、NOです。
たとえ実現させたとしても、Aさんは「もっと痩せないと」「別の資格も取らなきゃ」など、別の理由で自分を否定し始めるでしょう。
なぜなら、本来の自分が持っている性質を否定したままだからです。
Aさんが自己肯定感を上げるためにやるべきことは、ダイエットや資格取得を実現することではありません。
正しい自己肯定感の高め方は、自分には「ダイエットできない」「資格を持っていない」「物事が長く続かない」という一面があることを素直に認めて、その自分を受け入れることです。
人それぞれ得意なこともあれば不得意なこともあります。できないところに着目して否定する必要はありません。できることや得意なことを活かせばいいのです。
間違った自己肯定感の高め方とは、自分の嫌な部分や許せない部分を努力でなくそうとすること。
正しい自己肯定感の高め方は、自分の嫌なところを素直に認め、そういう自分であることを許し受け入れることです。
※ちなみに、例文のAさんが「絶対にダイエットに成功しない」「絶対に資格を取れない」「絶対に物事が長続きしない」という意味ではありません。
自分を許すというのは「現在はそうである」を受け入れることです。
Aさんが自分を許すことができれば、ダイエットや資格などは自分の価値に何も影響しないことに氣づきます。それでもダイエットや資格取得を目指すのかどうかはAさん次第です。
自己統合の意識を持つ
自己肯定感が高まったら、自己統合の意識を育てていきましょう。
「自己肯定感を高めること」と「自己統合の意識を持つこと」の間には、3次元意識と5次元意識の違いがあると私は思っています。
自己肯定感を高めるとは、自分の嫌な部分を認め受け入れていくことでした。言い換えると、自分には劣っている部分と優れている部分の両方があると認めることです。
それに対して、5次元意識である自己統合とは、劣っている部分も優れている部分も最初からなかったのだと氣づくことです。
先程のAさんの資格の例で解説します。自己否定はこのような流れで起きていました。
- 「資格を持っていない自分は他人より劣っている」と考える
- 資格を取得しようとするができない
- 資格を持っていない自分を否定する
- 自己肯定感が下がる
自己肯定感を高めるには、「資格を持っていない自分」を許し受け入れていくことが必要だとお伝えしました。
それに対して自己統合とは、「資格を持っていない自分は他人より劣っている」という最初の思考がただの思い込みに過ぎなかったと氣づくことだと言えます。
当然ですが、資格というものは必要ない人や興味のない人から見れば何の価値もありません。「こんなすごい資格を持っているんだ!」と自慢しても、「この資格が取れないんだ…」と落ち込んでも、興味のない人からすれば「ふーん、そうなんだ」と思うぐらいです。
資格を持っているかどうかで人間の価値が上下すると考えていたのは、実はAさんのただの思い込みだったのです。
もちろん、資格を持っていないことで見下されたりバカにされたりすることがあるかもしれません。でもそれは宇宙や地球という広い視点から見れば、極々限られた小さなコミュニティの話です。もしあなたが不快であれば、さっさとコミュニティを離れてしまえばいいのです。
宇宙から見れば、どんな性質にも優劣や良し悪しはありません。
「劣っている」「悪い」または「優れている」「良い」と思い込んでいた性質や行動を、そうではないかもしれないと考えてみることで、5次元意識である自己統合意識が育ちます。
まとめ
ツインレイと統合するために必要な「自己統合」とは、自己肯定感を徐々に高め、最終的に自分の意識を五次元にまで高めることを指しています。
自己統合の意識は、「自分はすごい」「自分は優れている」と思うことではありません。
寧ろ、「自分という存在は、劣っているのでも優れているのでもなく、全ての他者と同じ価値を持った一人の人間である」と理解していくことです。
自己統合の意識が育ってくると、柔らかさと芯の強さを兼ね備えた素敵な女性になっていきます。
ツインレイとの統合を目指して、自己統合を少しずつ実現していきましょう。