自己愛

自分の本音を見つける簡単な方法

2021年8月11日

今日は「自分の本音を見つける簡単な方法」ということについて書いてみたいと思います。

 

自分の本当の氣持ちが分からない…

心の奥底で自分は本当はどう感じているのだろう…

 

自分と向き合って内観をされている方ほど、自分の本音が分からないことがあるのではないでしょうか。

 

 

何度も書いていることですが、人は自分のことが一番分かりません。

自分の本音は潜在意識に隠れているからです。

 

自分が本当はどう思っているのかを知ることができて初めて、自分を癒していくことができます。自分の本音を見つけ出すということは自分を癒していく上でとても大事なことなのです。

 

本音が分からないのは表現していないから

そもそもどうして自分の本音が分からなくなってしまうのでしょうか。

 

その理由は、自分の本音を表現する場所がないからです。

 

  • 仕事では上司や同僚に好感を持たれるように話す
  • 家庭では良き妻(母、夫、父)として振舞う
  • 友人関係では周囲に合わせる
  • 親の前では親の顔色を窺う

 

このように自分の氣持ちを抑え込んでばかりだとどうなるでしょう。最初はちょっとした我慢程度かもしれませんが、段々とストレスを感じるようになり、その場に居ることを避けるようになります。1人でいる時しか落ち着けなくなったり、時には気持ちが爆発するようなことがあるかもしれません。

そして本音と現実のズレに心が耐えられなくなると、自分にも本音を隠すようになります。「そんなこと思っていない」と自分の本音を否定し始めるのです。否定した感情は心の奥に押し込められて、自分でも分からなくなってしまいます。

 

⇒本音を表現しないことが習慣になって感情を押し込めた結果、自分で本音が分からなくなる。

 

自分の本音が分からない人(隠している人)は、表情や態度がとても硬くなります。自分の本音が表に出てこないように、いつも自分を守っていなくてはいけないからです。

 

自分の本音を見つけるには

自分の思いを表現していないことが自分の本音を分からなくする原因です。それならば自分の思いを表現する場所を作ればいいのです。

 

自分の本音を見つける簡単な方法は、

自分の思いを素直に表現できる場所を作ること。

 

誤解のないようにしていただきたいのですが、いつでもどこでも本音で話せと言っているわけではありません。どの人間関係でも立場や状況がありますから、相手の考え方や感情に配慮することも必要です。

 

私が伝えたいのは、

「自分の生活スタイルの中に、本音を表現できる場所を一カ所だけでも作ってほしい」ということです。

仕事では我慢しても、家ではリラックスして話せる。同僚には氣を遣っても、昔からの親友には気兼ねなく話せる。などです。

 

 

セッションは自分の本音を話せる場所

本当の氣持ちを表現できる場所を作った方がいいと言われても、なかなか相手も場所も見つからないという方もいらっしゃるかもしれません。

その場合は、ぜひセッションを受けてみてください!

 

日本ではまだヒーリングやカウンセリングは一般的ではないので、話を聞いてもらったりエネルギーによる施術を受けたりするのにお金を払うのは勿体ないと感じるかもしれませんが。髪やネイルのお手入れに毎月サロンへ通って美しさや健やかさを保つように、心にもメンテンナンスは必要だと思います。

 

セッションを受ける意義は人それぞれ違いますが、個人的にはこのようなメリットがあるのかなと思います。

  • 自分の思いを気兼ねなく表現できる
  • 自分の感情を感じられる
  • 客観的に自分を見つめる時間を持てる
  • 感情や思考の整理ができる
  • 自分の本音に気づける

 

自宅で気軽にできる方法

セッションを受けるのは時間的あるいは経済的に厳しいという方は、

「自分の頭の中に浮かぶ全てのことをひたすら紙に書き出す」というやり方も有効だと思います。

もちろん誰かに話せる人はその方が良いとは思いますが、手軽にできてよい方法です。キレイなノートに書こうとすると気を張ってしまうので、メモ用紙や裏紙などに思いつくままなぐり書きしてしまうのがおすすめです。気が付くと、さらっと本音が出てきているかもしれません。

 

本音が出てきそうになると起こること

いざ自分の本音を見つけようと取り組むと起こることがあります。それは、

 

自分の本音を認めたくない自分が出てきます…Σ(゚Д゚)

 

う~ん、なんだか相反するような気がしますね。本音を見つけたいのに認めたくないってどういうこと?

考えてみれば当たり前ですが、人前で堂々と言える本音をわざわざ隠したりしないわけです。ということは隠している本音は、「人に言うには憚られる(と思い込んでいる)こと」になります。

 

つまり本音を見つけるということは、人前では言えないようなことを思っている自分を認めることこれ意外と大事です。

 

 

それがどんな自分なのかは人それぞれです。弱い自分、情けない自分、意地悪な自分、欠点のある自分、器の小さい自分、しょうもない自分など、いろいろあると思います。

そりゃあ認めたくないですよ。必死で否定したくなりますよ。「そんなこと思ってません!」と怒りたくなりますよ。

 

 

 

でもね、本音を認めてあげないと先に進めないのです。

それとね、あなたが必死で隠している本音、大したことではありません。みんな同じようなものですから大丈夫です。

 

本音を隠していたことで自分を責めなくていい

めでたくあなたが本音を見つけることができた後の話ですが、これまで本音を隠して生きてきた自分を責めてしまうことがあります。

 

なんでこんな風に生きてきてしまったんだろう…

自分を蔑ろにするなんて自分は最低だ

 

はっきり言いますが、このように自分を責める氣持ちは必要ありません。

 

あなたがそうやって生きてきたのは、あなたが優しいからです。

 

自分の氣持ちより他者の氣持ちに配慮していたから。周囲との調和を重視していたから。自分の弱さを乗り越えようと頑張っていたから。他者の期待に応えようとしていたから。

あなたが自分より他者を優先できる優しさを持っているからこそ、あなたは本音を出さないようにしていたのです。それは責めるべきことではありません。

ただ、今はもう我慢する必要はありません。「自分らしく在ればいいよ」と自分自身に教えてあげればいいのです。

 

 

まとめ

自分の本音を見つけるには、まず自分の思いを素直に表現することが大事です。そのための場所を作りましょう。

周囲に見つからない場合はぜひセッションを受けてみてください(^^)セッションの場は「自分の気持ちを自由に話せる場所」です。

潜在意識に隠れている本音を見つけて、自分を解放してあげてくださいね。

 

今日もみなさんの一日が善き日になりますように♪